プリペイド携帯電話とは
プリペイド携帯電話のしくみ
プリペイド携帯電話とはプリペイドカードを購入して、その金額の範囲内で通話ができる通話料金先払いシステムの携帯電話です。
基本使用料はありませんので、プリペイドカードの残高がすべて通話料として利用できます。また、一定の期間内に次のプリペイドカードを購入すると残高が加算されていきます。
プリペイドカードと言っても電話をかけるたび毎回カードを取り出して使うというわけではありません。最初に決められた番号へ電話して、音声ガイダンスに従ってカードに記載された番号を入力するとカードの金額がチャージされるので、もうそのカードは破棄してかまいません。
あとは普通の携帯電話と同じように使用します。
着信音や電話番号でプリペイド携帯電話を判別することはできないので、相手に知られることもありません。
最近では通常契約(ポストペイド)も安い料金プランがいろいろありますが、契約年数などに条件が付いたりするので、契約年数に縛られずに解約手続きも必要ないプリペイド携帯電話はまだまだ利用価値があると思います。
auぷりペイドが新規受付を終了しましたので、現在プリペイド携帯電話サービスの新規受付をおこなっているは、ソフトバンクだけです。
プリペイド携帯電話のメリット
一番のメリットはやはり維持費の安さです。
基本使用料が不要なので自分からあまりかけることがない、特に着信専用に使う場合は大変維持コストが安くなります。
もっとも先払いした通話料にも利用有効期限があるので、これが基本使用料だと言えなくもないですが、使わなかった残高は加算されていきますので無駄にはならないと思います。
あとはプリペイドカード購入による通話料先払いなので、使いすぎて後で支払いに困るという心配がありません。
またウエブ接続ができませんので、子供に持たせても怪しげなサイトを見る心配はありません。
電話番号でプリペイドか通常契約かを判別することはできませんので、電話番号でプリペイド携帯を使っているということを知られることはありません。
よほどのことがない限り過去に通常契約で電話料金を滞納していても契約できます。
プリペイド携帯電話のデメリット
最初に電話機本体を購入する費用がかかります。 通常契約のような分割払いというのはありません。
通話料が通常契約よりも高めに設定されています。もし発信が多いような場合は、「G-Call」や「楽天でんわ」などの第三者課金サービスを利用すると通話料が安くなります。
ウエブ接続が利用できないので、必要とされる方にはデメリットになります。
リチャージを忘れると通話が出来なくなりますし、そのまま一定期間過ぎると自動的に解約になります。
こんな方にはおすすめ
- 自分からかけることはあまりないけれど連絡用に持っておきたい。
- メールを主に使っていてあまり通話料を使っていない。
- 子供に持たせたいけど通話料を使いすぎないか心配。
- 子供に持たせたいけどインターネットで危ないサイトを見ないか心配。
- おじいちゃん、おばあちゃんが心配だからこちらからの連絡用に持たせたい。
- 一時的に携帯電話が欲しい。
- 状況に応じて番号を使い分けたいので複数の携帯電話が欲しい。
- 着信専用として欲しい。
- 料金滞納などで通常契約ができない。
- メインの番号を教えたくないネットオークションなどの連絡用に。